昨日の11月22日(水)、東京お台場にあるイベント会場「ビッグサイト」で開催されている
「IFFTインテリアライフスタイルリビング展」へ社長と二人で行ってきました。
今回は新商品の仕入れではなく、是非聴きたいセミナーがあったからです。
過去、旭川、高山で開催されていた「国産材家具サミット」が今回初めて東京で
開催されると聞いたため、国内の名だたるメーカーの代表者さんの国産材家具に
対する、お考えを拝聴するのが、目的でした。
* カリモク家具(株)マーケティングセンター新規事業プロジェクト課長 池田氏
* (株)カンディハウス常務取締役企画本部長 染谷氏
* (株)天童木工ホームユース事業部部長 永坂氏
* 飛騨産業(株)取締役営業企画室室長 森野氏
* (株)ワイスワイス代表取締役社長 佐藤氏
そして「モデレーター」の山崎氏の司会進行で約一時間の討論でした。
展示会場内のコーナーを使って、7・80人くらいの聴講者で満席でしたが、
前の席に着席できました。
各社、国産材を使った、しかも県産材のみとの指定もあるくらい、公共施設などは
こだわった造作で、床、壁なども国産材で、椅子、テーブルはもちろんです。
針葉樹(杉、檜)の使用を指定されることもあり、やわらかい材なので、家具までの
素材の研究過程の苦労も話されました。広葉樹(ぶな、楢、桜)は、統計にはないが、
まだまだ国内にはたくさん材木はあるのだと、フィールドワークをしている人のお話です。
安価な商品ばかり扱っていたあるメーカーは、違法な海外材木伐採に加担していた実態を
国産材を扱って初めてわかったことだとも、話してくださいました。
国産材を使うと、国内産業が潤うこと、安心安全な家具であることなど各社、研究を重ね
たゆまぬ努力で、国内家具メーカーを担っているのです。
森林に携わる林業、各社はそこから、地元の材木会社と取り組んで製品化する過程など
私たち、販売の立場にはわかりにくいところまで、説明していただきました。
各社の代表者さんは、自社の代表的な椅子に着席しての、討論でした。